この日が来てしまった・・・(T_T)
いらっしゃ~せ~! その当時はINONのリングライトZ-22を装着していましたわ!ここから軽量化やテレコン化、電気ケーブルから光ケーブルに変更など、色々とシステムを変更していましたね。そして去年の12月中旬に光ケーブルから電気ケーブルへと再度変更。
2基あるうちの赤丸のほうが破損した電気ケーブル用ソケット。普段はキャップしているために問題なかったのですが・・・ この状態ではソケットのキャップをした所で、水没直結の事態ですので使用不可となってしました。SEA&SEAでは修理可能ということで、2基のソケット交換とハウジングのオーバーホールを依頼する予定です。しかし帰国が毎年5月で、特に今回は2週間ほどだとオーバーホールも間に合わず(通常4週間ほど)ですので、ヘルプスタッフに持ち帰ってもらい、見積もりもらうことにします。で!それまでの間ですが、以前、ゲストさんがカメラ買い替えのために寄贈していただいたカメラ・ハウジングボディがありました!
カメラとハウジングボディー以外は7Dの時のままですので、あまり違和感はありませんね。まぁ~これまで外付けの45°ビューファインダーを装着していたので、ここは慣れが必要ですが・・・。全体的にスペックダウンしましたが、自分なりにカスタマイズもしましたので、しばらくはこのカメラシステムで水中写真を撮っていきたいと思います。という事で実写テスト!
ISOは100~3200ですので問題ありません。クマノミは水深-6mほどの自然光が入る環境でしたが、ISO100、F2.8、1/160でご覧の通り。もともと電気ケーブル接続タイプのハウジングですので、シャッターは1/320までストロボ光同調で行けますから、浅場にも強い! ブリージカーズダムゼルは、ISO250、F5、1/80で「ガシャコン」このぐらいのシャッタースピードだとスズメダイは時折「ブレ」が発生します。1/125以上が良いようですね。本当なら1/60などで撮りたいですが! 背景が3色になる場所にいた「チャコールダムゼル」ISO250、F5、1/60で行きました!今回3ダイブしかしていませんが、以前のCANON-7Dに100mmマクロUSMを装着したときよりも、50Dの方がオートファーカスが来ているように感じます。しかしフォーカスフレームが9点しかないので、ここは慣れていくしかないでしょう! 大きくカスタマイズしたことは、オートフォーカス中に「AF-ONボタン」を押すと「AFストップ」になるようにしたこと!これはオート/マニュアルがCANONの場合レンズのスイッチで変更するために、ダイビング開始する前にマニュアルか?オートフォーカスか?選択しなければならず、どっちも出来るようにするためにはこれが必要です。オートフォーカスにしておいて、ボタン1つでマニュアルフォーカスに変更できるという事です(ボタン押しっぱなしが条件)ですので、スズメダイなど動きがある被写体でも「置きピン」ができますし、置きピンからオートフォーカスにも簡単に移行出来ます。という事で実車テストも問題なくクリア。今後はこのカメラに合わせた設定を模索するのと操作性になれること!
2018年は更に精力的に水中写真を撮っていこうと思い、超繁忙期の年末年始も終了する前から撮影してきました。幸先の良いスタートを切ったかと思ったのもつかの間・・・遂にこの日が来てしまいました。
2011年3月から大事に使用してきましたワタクシのハウジングが完全水没の危機をギリギリかわし、使用不可となってしまいました。長期の入院(修理/オーバーホール)となる予定です。
簡単に言うと電気ケーブルのソケットの部分が破損したということです。購入したての頃は電気ケーブルを使用していましたが、光ケーブルに変えてからは全くソケットのフタを開けることもなく・・・また電蝕(違う種類の金属がいつも触れ合っていると腐食が生じる現象)により、少しずつO-リングを侵食していた模様・・・。
で、一昨日(2018/1/8)に、2ダイブを終えメンテナンスしようとグリスアップなどを行い、再度電気ケーブルをソケットに挿入。その他の作業を行っていた時に、たまたま手が軽くデーブルに触れた途端、電気ケーブルがハウジング内部に2cmほど吸い込まれました!
遂にハウジングが水没の危機になるほどの故障が起こってしまいました。今回はメンテナンス中に破損したのですが、軽く触っただけで破損してしまったので、ソケット内部はかなり劣化していたことでしょう。これが水中で起こっていたら完全に水没!カメラもレンズもバッテリーもメディアも全てがパーとなっていた可能性を考えると、今回は不幸中の幸いだったのかもしれません。と言うことは2018年は幸先の良いスタートを切ったのかもしれません。
by ko-muten
| 2018-01-10 11:26
| 工務店の戯言